難聴の程度は、以下のようになっています。

30dB以下 正常 普通の会話は問題ない。小さい声(ささやき声)は聞き取れないこともある。
30dB~50㏈ 軽度難聴 小さい声は聞き取れないことが多い。テレビの音量を大きくする。
50dB~70dB 中等度難聴 普通の会話が聞きづらい。車が近づく音などにやっと気づくこともある。
70dB~90dB 高度難聴 大きな声でも聞きづらい。
90dB以上 重度難聴(ろう) 耳元での大声が聞きづらい。日常生活音はほとんど聞こえない。


身体障害者手帳の等級とは、

2級両耳の聴力レベルがそれぞれ100㏈以上(両耳全ろう)
3級両耳の聴力レベルが90㏈以上
4級両耳の聴力レベルが80㏈以上または両耳による普通の会話の最良の語音明瞭度が50%以下
6級両耳の聴力レベルが70㏈以上または一側耳の聴力レベルが90㏈以上、他耳の聴力レベルが50㏈以上


「耳の聞こえが気になったとき」に記載されているように、

自分の耳は、どの程度聞こえていないのだろうか?と気になったときは、まず、補聴器の購入を考える前に耳鼻咽喉科医で自分の聴力レベルがどの程度なのかを知りましょう。それから、日常生活の場面で、仕事などで、家族とのコミュニケーションで聞こえにくくて困った場面があれば、以下を参考に補聴器の相談をしてみることをおすすめします。

1.認定補聴器専門店へ

認定補聴器技能者がいる補聴器専門店で聴力に合わせた補聴器を試聴して、きちんと試してもらいましょう。補聴器で聞いて心地よいと思うように微調整することはできるので、通いやすい補聴器専門店で試聴、お試しをおすすめします。

2.神奈川県聴覚障害者福祉センター 補聴器相談

赤ちゃんからお年寄りまで、聴力検査・補聴器適合検査を行っています。聴力検査の結果をもとに、補聴器の貸し出しを行い、ご家庭など日常生活で試聴して、機種の選定、調整を行っています。

神奈川県聴覚障害者福祉センター

神奈川県藤沢市藤沢933番地の2

電話:0466-27-1911

FAX:0466-27-1225

メール: soudan@kanagawa-wad.jp (相談・指導・聴力検査補聴器調整担当)

◆補聴器購入の際の福祉制度や医療費控除について (「各種手続きに必要な書類」)もご参照ください。