耳マークをご存じですか?
このマークは、聴覚障害者が「私は耳が不自由です」と意思表示するものです。
聴覚障害者は見た目は外観からは普通の人と変わりません。
そのため突然声を掛けられたりしても分からなかったりします。
そのような事では困りますので、以下の目的で作られました。
1.公共機関、各関係機関の窓口や病院などで、後回しにされたり危険な目に遭わないために。
2.聴覚障害者の実態を社会一般に認知してもらい、理解を求めていくために。
3.聴覚障害者が自主的に「耳マーク」を装着し、住みよい社会への協力を求めていくように。
昭和50年に制定されましたが、まだあまり普及していないのが現状のようです。
聴覚障害者が自ら進んで使用することで、社会一般に普及していくものと思っています。
当協会でも、耳マーク関連商品を斡旋しておりますのでご利用ください。

【実際の利用例】
《行政窓口、病院、銀行、映画館など》

・聴覚障害者に対応し、筆談または手話でコミュニケーション対応していますとの表示で使われます。

《耳マークシール》

サイズは縦27mm 横21mmのシールです。
病院の診察券、スポーツクラブの会員証、学生証、免許証のケース、
筆談機、クリアケース、郵便物など色々なものにご利用できます。

・病院の診察券に貼り付けた例

・筆談機に貼り付けた例

《耳マークのカード》
   《表》

   《裏》

一枚で、裏と表が使えます。

☆ご希望の方は、事務局へ御問い合わせください。
神難聴事務局 jinn.nannchou@gmail.com

 

【おまけ】
ヒアリングループマーク

ヒアリングループマークは補聴器や人工内耳に内蔵されている※磁気誘導コイルを使って利用できる施設であることを表すマークです。
※Tモードまたは、テレホンコイルともいいます。補聴器によってはオプション扱いで付いてない場合もあります。

当協会が聴覚障害者センターで開催している例会は、ヒアリングループ(磁気誘導ループ※)を利用しています。

※旧名称「磁気誘導ループ」→ 新名称「ヒアリングループ」